宿題を終わらせた。
2017年も終わりが近づき、やり残したことを終わらせたくなる頃だ。そんな中、ようやくやり残した宿題を終わらせることが出来た。
宿題とは将棋ウォーズで二段に昇段すること。
少し前にこんなことを書いた。
二段への昇段は自分の実力を出せれば手に届く所にあり、このまま諦めるのはなんとなくスッキリしない状態だった。
「所詮ゲームであり達成しても何もないのだ」と自分に言い聞かせていたが、何となくモヤモヤしていた。もうこれは自分との戦いである。自分自身を満足させるためには昇段が必要だった。
将棋は負けると非常に悔しいゲームである。まず、勝負の中でも珍しく「負けました」と負けを自分で認めることで終局する。
先手、後手以外は条件も同じ(平手なら)であり、
体格や男女差など比較的分かり易い条件も勝敗への影響はあるのかどうかよくわからない。
よって負けた時に「自分を慰める都合のいい言い訳」の要素も少ないのだ。
結果、負けた時には「ただただ悔しい」という気持ちだけが残る。
今はインターネットでプロ棋士の対局を観戦することができる。そこでは自分の負けを確信している棋士が「負けました」が言えなく、水を飲んだり、トイレに行ったりして気持ちを整理している姿も観ることができる。
アマチュアだって悔しいのだ。プロの悔しさは想像を超えるものだろう。
ちなみに将棋は負けると凄く悔しいので途中から「観る専門(観る将)」になる人もいるくらいなのだ。
二段昇段を目標にしてから少し将棋に費やす時間が長くなってしまった。それはイコール他のことを疎かにしてしまった事でもある。
三段、四段と目指せばもうキリがなくなる。
とりあえず目標達成した私は、昇段直後にそっとアプリをアンインストールした。