携帯ゲームをアンインストールしたら可処分時間が増えた。
「時間が無い、足りないと思うならテレビを捨てなさい」
こんな言葉を聞いたことがある。
将棋ウォーズ(ネット将棋)というアプリをアンインストールした。それから1週間半程が経った。
すると当たり前だが可処分時間(好きに使える時間)が増えた。
このゲームに費やしていた時間はいろいろ込みで1日に1時間〜2時間くらいだろうか。
また、対局終了した直後から違うことに取り組める訳でもなく、なんとなく頭の中で考えたりしている。
それが無くなった。今までそれに費やしていた時間を他の事に使うことになる。
★★★
そもそも将棋ウォーズをやめたい、アンインストールしたいと思ったことは過去にもあったのだが、強く思うようになったのには理由がある。
きっかけはこの本を読んだからだ。
題名の通り100分の1の『希少性の高いレア人材』になるための本なのだが、
超簡単に要約すると、
①パチンコをしない
②携帯ゲームをしない
③月に1冊の本を読む
たったこれだけのことをするだけで『8分の1の存在になれる』ということなのだ。
逆に言うと、それすらできない人はこの本を読んでも意味がない、という趣旨の事も書いてある。
なるほど、いくら意識を高くして小難しい本を読んだところで、こんな時間の使い方をしていたらダメということか。
文字にすると非常に簡単なように思えるが、上記の①、②の条件は全て習慣になってしまう(中毒性のある)ものであり、今までパチンコや携帯ゲームが習慣になってしまっている人が、いきなりそれをやめても、それによって手にした時間に戸惑ってしまう可能性がある。
そして何をしていいのかわからなくなり、違うパチンコ屋(または他のギャンブル)に行ったり、違うゲームに没頭したりしてしまうことも十分あり得るだろう。
だいたいパチンコをしている友達は決していい事(有益な事)をしているという感覚はなく、ダメな事だとわかってはいるが、暇になると行ってしまうという友達がほとんどだ。
しかも負けてしまった日には、お金と時間の両方を無くして絶望的になるという。
私はパチンコはしないのでそこまでの絶望は味わっていないが、将棋ウォーズの通算対局数などを見て、
「この時間を他のことに使っていれば....」と思ったことは何度もあった。
そしてアンインストールして実際に増えた可処分時間でこのブログを書いている。これが将棋に比べてどのくらい有意義なのかは今のところ不明である。