自分自身が書籍を購入することを通して「信用」を少し理解した。

自分自身が書籍を購入することを通して「信用」を少し理解した。

 

書籍を買う際、内容を全て確認してから購入することはできない(立ち読みで読了する方法はあるが)。

よって、買う時に考えることは、

「この人の本ならきっと面白いだろう」と相手の事(本の内容)を信用して買う。

相手のことがよく分からない場合は「経歴や出身大学」などで信用を補填することになる。

 

意外とこれは無意識に全てに当てはめているのかもしれない。

・遊ぶ時には「きっと面白い時間になるだろう」

・仕事を発注する時は「きっと、きちんとやってくれるだろう」

 

「書籍の内容」や「過ごす時間」、「仕事の完成度」に満足がいかないことが予想できるならば、それを避けると思う。

 

★★★

 

以前、部屋を片付けていたら音楽のCDが出てきた。

その中の数枚は私のCDではなかった。

借りた物を返していなかったのだ。

学生時代は借り物を返し忘れる(借りパク)も度々あった。

きっと私が貸した物が返ってこない時に、

「忘れてるんだろうな...返してくれとは言いづらいな...。」

と思っていたのと同様の事を私に対して思っていたのだろう。

学生時代だから許された?かもしれないが、大人になったら許されない場合も多い。

 

結果、もう聴きもしないCDと引き換えに私は信用を確実に失ったのだ。

その後、何人かの友人に会った時に借りパクしていたことを伝え、

「必要なら返す」と言ったら、返答はもちろん「もういらない。捨てていいよ」だった。

 

一応ビールを奢ったので、なんとか水に流してもらえたらと思う。