マックジョブ VS クリエイティブクラス

私の仕事は他の人で代替可能だ。

私ではないとできない、というわけではない。

それなりの知識や経験は身につけた上で仕事はしているが、「プロフェッショナルか?」と訊かれれば、「そうではない」が正直なところ。

 

私がやっていることはきっと作業なのだ。

特にオリジナリティは必要ない。

 

知識労働ではあるとは思うが、「(プロ)知識労働か?」だと「う〜ん」と唸ってしまう。

 

こういう仕事を「マックジョブ」というのだろうか。

マクドナルドのオペレーションのように、マニュアル通りに動けば誰でも出来る仕事)

 

そんな感じの自己分析なのだが、自分の年齢を考えると少し危機感を持っている。

 

あと40年近くは働きそうだ。

 

ひとつ朗報もある。世の中で(日常的に)本を読む人の数は

佐藤優氏:200万人 

橘玲氏 :400万人 (ビジネス書に限る)

との記述を見たことがある。

 

なんと国民の5%未満なのだ。

 

上記の方々によると、

スペシャリスト(マックジョブの対にあたる)の仕事は本を読む習慣のある人がする可能性が高い」とのこと。

なるほど、私にもまだまだ可能性がありそうだ。

 

未来の私がこれを見て「そんな事を思っていた事もあったなぁ」と思っている事を願う。

レッカー移動はダメ。だって自力救済は禁止されているから。

私は駐車場を貸しているのだが、

「無断駐車されているのでレッカー移動してほしい」

との依頼が借り主からあった。

 

実はこのレッカー移動、法律的には「自力救済」になってしまい、やってはいけないことになっている。

 

しかし、法律を全く勉強したことない人にとって、いきなり「自力救済」とか説明をされても、納得がいかないのではないか?

 

自力救済とは

自力救済

当事者が裁判手続きによることなく、自らの実力によって自己の権利を実現、確保、回復すること。

 

この「自力救済」

緊急かつやむを得ない特別な事情の時のみ、必要な範囲内で”例外的”に許される。

 

 たまに、

『ここに無断駐車をしたらレッカー移動し、レッカー代を請求します』

と書いてある看板を見かけることがあるが、あれは実際は「自力救済」となり、やってはいけない。

 

もしも、レッカー移動時に車にキズをつけてしまうようなことがあれば「器物破損」でこちらが訴えられてしまう可能性もある。

 

なので、こちらとしては違法ならば実行するわけにはいかない。

よって、被害者である借主には丁寧に説明して納得してもらい、空き駐車場があったので、一時的にそこを使用してもらった。

しかし、やたら「法律で」とか「法律が」とか言うと堅苦しくウルサイという印象になる。

私が弁護士だったら(残念ながら弁護士ではない)強力なネームバリューで「そういうものなのか」とすぐ納得してくれそうだけど。

 

『良き法律家は悪しき隣人』という諺もあるのだ。

時には柔軟さも必要かもしれない。

やっぱり簿記がコスパいい

社会人になりたての頃、宅建主任者(今は宅建士?)の資格を取り、勉強スイッチが入った。
その勢いのまま数種類の資格を取ったんだけど、なんだかんだ言って、コストパフォーマンス=コスパ=費用対効果が1番いいのは簿記かなと思っている。
3級であれば2ヶ月くらい勉強すれば、大体の理解ができるようになると思う(向き不向きはあると思うけど)。
 
で、簿記を理解しているのと理解していないのでは長い人生では結構差が出るかもしれない。
バランスシートが読めるほうがいいと思うし、ある程度読める様になるために勉強すると言っても、そんなに難易度が高いわけでも、たくさん勉強する訳でもない。
 
そして物を買うと『現金が減り、資産が増える = 物々交換である』ということが、感覚的に理解できるようになる。
 
その他に、『減価償却=物理的な物は年々価値が減っていく』ことも知っておいて損はない。
 
★★★
 
私は簿記の勉強をしている時、「これを考えた人は天才だな!」と思いながら勉強していた。それぐらいよく出来ていて、感心するシステムなのだ。イタリア人の数学者が考えたらしい。すごい発明だと思う。
 
株式とか家計管理の本を読んでいると、BS(バランスシート)が出てくることも結構ある。「自分の持っている資産や負債をバランスシートに書いてみよう」みたいな。
 
興味のある人は勉強してみては?
________________
 
この本の2級版を読んで勉強した。他社の本も買ったことがあるけど、こっちの方が私は良かった。

スッキリわかる 日商簿記3級 第8版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

スッキリわかる 日商簿記3級 第8版 [テキスト&問題集] (スッキリわかるシリーズ)

 

この本も良かった。試験用ではなく、理解するための本。

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)

 

 

人生とは死ぬまでの暇つぶしである

暇つぶしという重要な問題 – 『暇と退屈の倫理学』 – アゴラ

 

「人生とは死ぬまでの暇つぶしである」という言葉を聞いた事がある。究極的には確かにそうなのかもしれない。

「生きる意味とは何なのか?」など考えることは「余計なこと」であるという考え方もある。

 

今なら大体80年間という暇な時間を何かしなければいけない。何もしていない80年はさすがに体感的に長すぎだろう。しかし主体的(能動的)に何かに取り組み続けるのは意外と難しい。

そのため受動的に時間を過ごす必要もある。

なので、暇つぶしのため材料を提供するのは非常に社会的に意義がある。

ゲームを作る人、youtuber、本、ブログ、なんでもいいので人が暇を潰すためのモノを作っている人はとても世の中の役に立っていると思っている。

暇な時間の消費の仕方が下手な人も何かをしないといけないので、犯罪、人の足を引っ張る、などに発展する可能性もある。

全ての人が有意義な時間を過ごせるわけではないのだ。

そんな人達がゲームやテレビに没頭してくれていれば、社会にマイナスにはならない。

私も効率化によってこれから得るであろう「膨大な暇な時間」を上手に消費する方法を体得しなければいけない。

電子マネーを使わない人

最近ホリエモンの本「多動力」を読んだ。

その中に「電話などで自分の時間を奪う人」という記述がある。ホリエモンの本に限らず様々な本で「時間」というものの有限性、貴重性を説明している。

社会人になり、その上家庭を持ち子供が生まれたりすると、時間というかもっと正確に言えば、「自分の時間」というものが極端に減る。学生の時に有り余るほどあった「自分の時間」はとても貴重なものになる。

なので、重要な事以外はサッサと終わらせたいという人は多いと思う。そんな中、日々繰り返している「重要じゃない事」はレジでの会計である。

今でも電子マネーを使わない人や店のポイントを貯める人は無意識に人の時間を奪っているかもしれない。なぜなら前の人がそのタイプの人だとなかなか会計が終わらないからだ。

電子マネーを使わない人はどうしてなんだろう?とても便利でメリットしかないと思うけど。

※後日理由の記事を発見したので貼り付け

ちなみに私は店のポイントを貯めない。過去には貯めていた時期もある。とあるドラッグストアのポイントだ。

ほぼ毎日そのドラッグストアに行っていたが、ある日溜まったポイントを見て驚いた。数字は覚えていないが、「たったこれだけ!?」という数字だった。

ドラッグストアなので、高い買い物をするわけでもない。結果、大した金額にもならないのだ。

その時に、財布の少ないカード入れに場所を確保してあげて、会計の際に出し入れをする手間を考えたらむしろマイナスかもしれないと思い捨ててしまった。

その後いろいろな店で「当店のポイントカードはお作りしますか?」と聞かれるが毎回断るようにしている。

ポイントが欲しければクレジットカードや楽天edyで支払えばポイントが付く。それならば溜まったポイントで好きなものを買える。そのほうがいいなと。

ちなみに私はTポイントカードも持っていないのだが、いつも行くドラッグストアの定員が毎回お持ちですか?と聞いてくる。今日もおそらく聞かれると思う。

多分300回以上持っていないと答えているけど、一応確認しないといけないのだろう。

 

★★★ 

 

追記

news.mynavi.jp

なるほど、理由はわかった。

しかし現在改札をほとんどの人がSuicaで通っているように、そのうち多数の人が会計をカードで支払い、現金でゆっくりと支払っている人は目立ってしまうようになるだろう。

 

多動力 (NewsPicks Book)

多動力 (NewsPicks Book)