人生とは死ぬまでの暇つぶしである

暇つぶしという重要な問題 – 『暇と退屈の倫理学』 – アゴラ

 

「人生とは死ぬまでの暇つぶしである」という言葉を聞いた事がある。究極的には確かにそうなのかもしれない。

「生きる意味とは何なのか?」など考えることは「余計なこと」であるという考え方もある。

 

今なら大体80年間という暇な時間を何かしなければいけない。何もしていない80年はさすがに体感的に長すぎだろう。しかし主体的(能動的)に何かに取り組み続けるのは意外と難しい。

そのため受動的に時間を過ごす必要もある。

なので、暇つぶしのため材料を提供するのは非常に社会的に意義がある。

ゲームを作る人、youtuber、本、ブログ、なんでもいいので人が暇を潰すためのモノを作っている人はとても世の中の役に立っていると思っている。

暇な時間の消費の仕方が下手な人も何かをしないといけないので、犯罪、人の足を引っ張る、などに発展する可能性もある。

全ての人が有意義な時間を過ごせるわけではないのだ。

そんな人達がゲームやテレビに没頭してくれていれば、社会にマイナスにはならない。

私も効率化によってこれから得るであろう「膨大な暇な時間」を上手に消費する方法を体得しなければいけない。

電子マネーを使わない人

最近ホリエモンの本「多動力」を読んだ。

その中に「電話などで自分の時間を奪う人」という記述がある。ホリエモンの本に限らず様々な本で「時間」というものの有限性、貴重性を説明している。

社会人になり、その上家庭を持ち子供が生まれたりすると、時間というかもっと正確に言えば、「自分の時間」というものが極端に減る。学生の時に有り余るほどあった「自分の時間」はとても貴重なものになる。

なので、重要な事以外はサッサと終わらせたいという人は多いと思う。そんな中、日々繰り返している「重要じゃない事」はレジでの会計である。

今でも電子マネーを使わない人や店のポイントを貯める人は無意識に人の時間を奪っているかもしれない。なぜなら前の人がそのタイプの人だとなかなか会計が終わらないからだ。

電子マネーを使わない人はどうしてなんだろう?とても便利でメリットしかないと思うけど。

※後日理由の記事を発見したので貼り付け

ちなみに私は店のポイントを貯めない。過去には貯めていた時期もある。とあるドラッグストアのポイントだ。

ほぼ毎日そのドラッグストアに行っていたが、ある日溜まったポイントを見て驚いた。数字は覚えていないが、「たったこれだけ!?」という数字だった。

ドラッグストアなので、高い買い物をするわけでもない。結果、大した金額にもならないのだ。

その時に、財布の少ないカード入れに場所を確保してあげて、会計の際に出し入れをする手間を考えたらむしろマイナスかもしれないと思い捨ててしまった。

その後いろいろな店で「当店のポイントカードはお作りしますか?」と聞かれるが毎回断るようにしている。

ポイントが欲しければクレジットカードや楽天edyで支払えばポイントが付く。それならば溜まったポイントで好きなものを買える。そのほうがいいなと。

ちなみに私はTポイントカードも持っていないのだが、いつも行くドラッグストアの定員が毎回お持ちですか?と聞いてくる。今日もおそらく聞かれると思う。

多分300回以上持っていないと答えているけど、一応確認しないといけないのだろう。

 

★★★ 

 

追記

news.mynavi.jp

なるほど、理由はわかった。

しかし現在改札をほとんどの人がSuicaで通っているように、そのうち多数の人が会計をカードで支払い、現金でゆっくりと支払っている人は目立ってしまうようになるだろう。

 

多動力 (NewsPicks Book)

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