リフォーム工事は大家の立替え払い説

リフォーム工事は大家の立替え払い説

「なぜそう思うのか?」と言うと、

・物件を使用するのは未来の入居者である。

・将来的には『家賃』としてリフォーム費用を回収することになる。

よって、最初に立替え払いをして価値を付加し、毎月その分の費用を回収するのだ。

だとすると、リフォームの際には、入居者に『ダイレクトに価値として認識されるモノ』を選択しなければいけない。

見た目で簡単に評価できるものがより良い。

大家の独りよがりではダメで需要を感知する必要がある。

 

たまに実際にもネットでも豪華な内装の部屋を見るが、

①取れる家賃が高い場合→入居者の負担が大きい。

②取れる家賃が安い場合→大家が奢って(負担して)あげている。

 

②の場合には単純にビジネスとしては失敗である。

要するに丁度いい水準を見つけることが大事なのだ。

 

その丁度いい水準を自分で判断するのは難しい。

「やっぱり専門の人に任せ方が安心だし、いいよね!」

…と丸投げしたくもなるが、リフォーム業者は自分が儲かればそれでよく、大家側の採算などはもちろん気にしていない。

結局は丸投げのおまかせコースだと、きっとビジネス的には怪しい水準のモノが出来上がる可能性が高いのだ。