同窓会をすると如何に自分が彼らから影響を受けていたかわかる。

学生時代の友人と会う機会は年々減っていく。

今では年に1回の忘年会の時だけ会う友人も多い。

最近は旧友に会うと発言や行動に違和感を覚えることも多くなってきた。

 

・考え方  → 「仕事論」、「人生論」、「家族観」など。

・振る舞い → 「言葉使い」「店員に対する態度」「ゴミのポイ捨て」など。

 

どちらが良いとか悪いとかではないが、

「私はそう思わない」

「それはしない」

「いや、これは大事でしょ」

このような感じで意見が相違することも多い。

特にそれを指摘したりして、波風をたてる訳でもないけど。

 

友人と会うことが減るようになると、徐々に本来の自分に近づいて行くような気がする。

彼らから受けた影響がどんどん減っていく。

それぞれが自分の時間を過ごし、色々な影響を外部から受け、1年も経つと価値観が徐々に変化してくる。

それが10年ほど積み重なると、正直ほとんど話が合わなくなってきてしまった。

話の内容は共通の知人の話がメイン、というかそれくらいしかない。

 

人との関係も流動的にすべきなのだろうか。

その場合は「今の私と仲良くなりたい」と相手に思ってもらわなければいけない。

その為には、金銭や人脈など戦略的な観点から惹きつけるやり方もあるだろうし、「楽しい」や「落ち着く」など感情的に惹きつける方法もある。

 

どれを自分の強みとして選択し強化するのかは人それぞれなのだが、どれもない場合は「大人になってからの友達(知り合い)」はなかなかできないだろう。