学校と独学

大衆メディア(主にテレビ)に騙されないことは大事なことかもしれない。発信者は何か裏に意図がある可能性が高いだろうから。

テレビは最近あまり観ていないこともあり、得る情報も限定的になっている。

その代わりになっているのが、書籍とネットだ。

ネットの情報は玉石混交であり、あまり鵜呑みにしない人も多いだろう。

 

しかし私は自分が購入した本の内容を信じてしまう。無条件に。

その本の内容について「基本的な事を知っている」とか「自分の考えをある程度確立している」ことに関してはもしかしたら大丈夫かもしれない。

しかし自分がよく知らない分野の話は無条件で正しいと思い込んでいるのだ。

違う本を読んだ時に他の著者が正反対のことを言っているのを見たとき、自分の意見がないことに気付く。どっちも正しく思えてしまうからだ。

例えば、

英語の本読んだ→これからは英語の時代だ→ヤバイ!準備しなきゃ!

他の本を読んだ→自動翻訳の向上により言葉の壁はなくなる→英語の心配はしなくても良さそうだ。

 

こうなってしまうのは、自分なりの意見がないからだろう。

勉強ができる人が社会人で成功するとは限らない。なぜなら正解を教えてくれないor正解がないので、自分で(自分なりの)正解を見つけなければならないから。

というのをどこかで読んだことがあるが、私にはどの情報が自分の思っている正解に近いのかを判断する基準が必要だ。(特に勉強ができるわけでもないけど)

前に資格試験の勉強をしていた時、1つは学校に行って勉強をしていた。次の資格は独学で勉強した。

そこには大きな違いがあった。

独学は勉強するだけでなく、

「教科書選定」、「勉強する順番」、「1日の何時間勉強するか」、「モチベーション維持」など目的を達成するために必要なことが何なのかを見つける、計画する、実行する必要があった。

それに比べて学校は、「勉強以外のことはお金を払い外注して自分は勉強に集中する」というものであり両方経験した私の感想は、「学校行く方がかなり楽」。

学生と社会人も似たところがあるような気がする。

情報収集=教科書選定

といったところだろうか。

怖いところは、

独学の場合、教科書選定で選んだ教科書が間違っていたことに気付くのは結構その教科書を読んだ後なのだ。