ミニマリストVSマキシマリスト もう勝負はついている。
以上を前提に話をしたい。
ひとつの世帯に正反対の2人がいると、なかなか上手くいかない。ミニマリストだけが一方的に。
まず、マキシマリストは物を増やすことが好きだ。DVDや本、ぬいぐるみやフィギュアなどをコレクションする。その結果、物が増えて収納に困ると捨てるのでは無く、収納を増やすのだ。収納用の棚や箱自体はモノなので、モノは増えている。
それに対して物を減らしたい私は、物を買う時、貰う時、「家に置く場所あったっけ??」と常に思っている。なければ買わない、貰わない。収納を増やして置く場所を確保しようとは思わないのだ。
なぜ物を増やしたくないのか?を考えてみた。
これは誰でも理解できると思う。
問題は次のこれだ。
気が散る。
これは主観の問題であり、客観的にはわからない。なので、
「え?私は気が散らないよ」
となってしまうと非常にややこしい。
しかし、頭のいい人がなぜ気が散るのかを論理的に教えてくれた。私はこれを読んだ時、
「そうだったのか。やっと人に説明が出来る」と嬉しくなった。やはり大人のトラブルによる対立は最終的には論理に頼るしかない。
以下 自分を操る超集中力 メンタリストDaiGo著より引用
部屋を歩いていて何か障害となるモノがあると、不安や恐怖といった感情を司る脳の扁桃体が反応してしまうからです。リビングのフローリングの上に、同居人の置いた何かがあるだけで、「これはなんだ?」と警戒する反応が働き、そこにあるモノに注意を奪われてしまうのです。
目は脳と直結する特殊な器官だから。
脳が処理している情報のうちの8割以上は、視覚を通して集められています。
そうなのだ。ゴチャゴチャしていると、
視覚が無駄にいろいろな情報を処理してしまう。
これはなんだ?と警戒する本能が、働いてしまう。
「無意識をコントロールすることはできない」と聞いたことがあるが、これらも無意識に反応してしまうため、コントロール出来ず疲れてしまう。
しかし理屈はわかってもらえても実行してもらえるかは別問題だ。
子供がいると更に大変で、行く先々で色々な罠が仕掛けられている。
店で風船をくれたり、外食をすると「オモチャひとつどうぞ」と店員が何かくれる。タダでくれるものなので、たいしたものではないのだが、子供は貰えるものは欲しいと思っているので、結局もらうことになるのだ。家に着いた時にはもう飽きているのだけど。
私は引っ越しの時には要らないものは処分し、必要な物以外は買わないようにしている。部屋に収納は2つあるのだが、1つは空にしておいた。
そうすると、
「空いているならそっちの収納に物を入れていい?」
という話になった。
私が物を減らした分、世帯収納力がUPしたのでマキシマリストはこれまで以上に物を溜めれるようになったのだ。
今の所、筋の良い手が見つからない。この勝負、私の負けのようだ。